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Studio Life
Studio Life
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・PHIピラティスマット・バレルインストラクター(国際的資格です)
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マラソンへの挑戦を末永く見据え、サッカーは未だ現役、
トレイルランに新たな感動を覚え、サガン鳥栖が大好き
です。

野球の走塁に関するあるデータ

2018年05月14日

 Studio Life at 09:00  | Comments(0)
佐賀県小城市「StudioLife」の秋永です(^^)/


今月初めから、日本スプリント学会による

「スプリント学」という書籍を読んでいるの

ですが、その中に面白い研究データが

ありました。


野球で、内野にゴロを打った場合、一塁に

速く到達するには、走り抜けた方が良い

のか、ヘッドスライディングが良いのか?

というテーマ。


指導現場や指導者では、ヘッドスライディ

ングの方が、速く到達できると考えられて

いるようですね。





大学生の右打者を対象に、様々なツール

を活用して、バッターボックスから一塁

ベースまでの走り抜け走とヘッドスライディ

ング走の走塁スピードや走スピードなどを

測定した研究がありました。


結果は、走り抜け走の方がヘッドスライディ

ング走よりも統計的に有意に短かったこと

が判明しました‼


画像分析やマットセンサーでの速度分析

から原因を調べたところ、ヘッドスライディ

ングでは、身体重心を降下させる際の

減速が大きく、走スピードを維持できない

というものでした。


実に、スピードの減少は、走り抜け走の

3.4倍に達していました!


また、別の研究があったら調べてみたい

とも思いますが、この研究から言えること

は、一塁ベースへの走塁においては、

ヘッドスライディングの技術習得を練習

するよりも、走り抜け走のスピードを

上げる技術や走力の練習をした方が

試合の大事な場面で役に立つ可能性が

高いと言えます‼


一見、華やかさやがむしゃらさが際立つ

ヘッドスライディングですが、指導の場

では使い分けが必要でしょう。


他にも、2塁ベースまで一気に走塁する

場面では、一塁ベースを左右どちらの

足で蹴った方が速いのか?また、その

時の一塁ベースへの進入角度はどれ

くらいが良いのか? や、盗塁スタート

は、クロスオーバーステップとジャブ

ステップ、どちらが速いのか?という

研究もあり、面白いものでした!


そんなデータなども活用し、走塁も突き

詰めていくと、勝敗を分けるアウトが防げ、

勝敗を決めるセーフがもぎ取れることに

繋がっていくのかもしれませんね♬


色んなスポーツで、色んな動きを紐解いて

分析して、それぞれの練習やトレーニング

に生かすことで、選手やチームの伸びしろ

が大きくなる可能性がまだまだあることを

考えたのでした。


本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました(^^)/

それでは皆様、good condition
でありますように♬