QRコード
QRCODE
お知らせ
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 16人
プロフィール
Studio Life
Studio Life
・パーソナルトレーナー
・コンディショニングトレーナー
・PHIピラティスマット・バレルインストラクター(国際的資格です)
・健康運動指導士
・ムーブメントファンダメンタルズ
・EBFAベアフット スペシャリスト(足部の専門資格です)
・NCA認定コンディショニングインストラクター
・食コンディショニングトレーナー
・ランニングアドバイザー


マラソンへの挑戦を末永く見据え、サッカーは未だ現役、
トレイルランに新たな感動を覚え、サガン鳥栖が大好き
です。

「健康」や「美」にも繋がる「パフォーマンスピラミッド」

2017年08月25日

 Studio Life at 18:30  | Comments(0)
佐賀県小城市「studio Life」の秋永です(^^)/


マラソンは、ランニング練習だけしていても

速くならないし、痛めるかもしれません。


サッカーも、サッカーだけやっていては

上手くならないし、怪我をするかもしれない。


野球も、テニスも、バレーも、ゴルフも、・・・。


スポーツ指導者、運動指導者、トレーナー、

ストレングス&コンディショニングコーチの

方々であればご存知の方が多いと思います

が、以下の図に示される「パフォーマンス

ピラミッド」という概念が、今も指導のワールド

スタンダードだと言われています。

(※概念は、少し変化していく可能性もあります)




マラソンで言う、ランニングの練習は、スキル・

競技技術の練習であり、図の階層の中では

最も上の層にあります。


しかし、この上の層をより極めていくには、

下の層であるパフォーマンス層(筋力、パワー、

スピード、敏捷性など)が幅広く備わっていない

といけないですし、


さらに、その下の層。パフォーマンスピラミッド

のこの図の中で、最も下で土台となって支えて

いるムーブメント層(関節の可動域、機能的動作)

が備わっていることが、


そのスポーツの上達を促進し、怪我のリスクも

軽減するということを表しています。


つまり、図を見て分かることは、「ムーブメントは

きちんと備わってる?」という部分が選手や、

市民スポーツの間でも重要で、なぜかと言うと、

土台が最も幅広くしっかりしていなければ、

上の階層がグラグラ揺らいでしまうから‼


小学生から高校生の各スポーツ現場では、

パワーやスピードがある子どもたちが重宝

される傾向は否めず、からだが大きかったり、

まず直進で脚が速かったりすると試合に出られ

ることが多いのではないでしょうか?


中学生、高校生くらいになると、食トレなどと

言う、からだを大きくする為のドカ食いを推奨

しているところもあり、体重を増やし、からだを

大きくする取り組みが至る所で行われている

とか。


(※ご飯を何杯必ず食べる。体重が落ちないように

必ず食べる。などの方法は誤った方法で、本来

子どもたちの為に推奨されるべきではありません。

管理栄養士の方等が帯同されている場合は別

ですが、バランスやタイミング、感覚刺激等が

成長期には特に重要なことです。)


話を元に戻しますと、技術やパワー、スピード、

敏捷性のところが、練習段階でよく行われている

ことが多いので、ムーブメントの部分を向上させる

練習というか、エクササイズ、トレーニングを取り

入れるべき! ということです。



関節の可動域をバランス良く確保する為には、

「姿勢」が関わり、隣り合う筋肉や、表裏の筋肉の

長さのバランスが整っているからだにする為の

エクササイズをしないといけない。


機能的な動作をする為には、ある特定の部位に

負担を強いるようなからだの使い方ではなくて、

部分部分が役割分担をしながら、全身が協同、

連動して動ける、「動き」の練習をしないといけない。


「走る」「止まる」「飛ぶ」など、スポーツの基本動作

をより効率的に、安全に行う為の練習をしないと

いけない。


これらが、ムーブメントの確保に繋がり、その上

のパフォーマンスやスキルをより広く、高くして

くれる、というのがパフォーマンスピラミッドの

考えです。


この流れに沿っていくと、早熟と呼ばれる選手が

怪我のリスクを回避し、先細りになる可能性を

低くしてくれるかもしれませんし、

実は引き出せていなかった能力が開拓できて

くるかもしれません。

個人でも向上するし、チームでも、チーム力全体の

底上げ、向上に繋がるかもしれません。



だから、今の私の考えでも、「姿勢」や「動き」の

ムーブメント部分は必ず指導に入れていますし、

そこから、筋力や持久力、パワー、スピード、

敏捷性等を高めるトレーニングへと移行して

いきます。


それと、常に考えるのが、そんな流れや展開の

ことはあるのですが、からだを動かすことに

楽しさ♫ やワクワク♫ も感じて頂きたいと

いうこと。 充実して頂きたい♬ ということ。


そういう「心」の部分、「気持ち」の部分に適度

なスパイスを与えられる指導者やコーチで

ありたいと思っています。


ちなみに、本日お伝えしてきたことは、スポーツ

をしている人だけに通じる話ではなく、特に

スポーツをしていない方でも、より快適なからだ

になる為に活用できる話です‼


肩こりや首コリなど、慢性的な不調から根本的

に解放されたい等の場合にも、ムーブメントの

エクササイズやトレーニングは生きます‼


多くの方の「健康」や「美」にも繋がるんですね♬


本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました(^^)/

それでは皆様、good condition
でありますように♬